常設展で特別展 

常設展は過去にも見たし、古墳とアジア関係多いし、
照明を落とし気味なので、すぐ道に迷うし、今回は見送りかな? と思ったら、
「関連するものがいくつか出てますよ」と天の声。特別展のチケットで入れます。

展示室に入ったら、まず一番奥まで直進して下さい。第8室が遣唐使の部屋です。
輸出品と輸入品を思う存分触れますので、九博初体験の方はここで遊んでみても。

その手前のガラスケースにあるのが、宋の禅僧・無準師範(ぶしゅんしばん)から
弟子の円爾弁円(えんにべんねん)へ送られた手紙の写し。(〜10/26)
渡唐天神(ととうてんじん)な師弟コンビですね。
天神が円爾への弟子入りを希望したら、無準のもとへ行くよう勧められましたから。

そのまま右へ移動し、第7室の前へ。
重要文化財『延暦寺座主(えんりゃくじざす)円珍(えんちん)伝』(〜10/13)が
あります。
道真と同時代の文人、三善清行(みよしのきよゆき)による高僧の伝記。
隣には白居易(はくきょい)の『白氏文集(はくしぶんしゅう)』などが並んでいます。

さらに右へ。第6室に入ります。
この部屋の奥に座すのが、「大威徳明王(だいいとくみょうおう)像」。(〜10/26)
真木大堂(大分県豊後高田市)所蔵。重要文化財です。
手6本足6本で牛に乗る、巨大な像です。

大威徳明王と大自在天(だいじざいてん)は天神の神号にもその名が用いられます。
原型はヒンドゥー教における、白牛ナンディンに座すシヴァ。

第5室の前に移動し、重要文化財『古今和歌集』亀山切(〜10/13)をチェック。
展示部分末尾近くに、「本院贈太政大臣」「ひだりのおほいまうちぎみ」とあります。
これは本院左大臣(ほんいんのさだいじん)こと
藤原時平(ふじわらのときひら)のこと。
「本院」は彼の屋敷の名称。比較的近年になって発掘されていました。

(追記)
展示目録を見て気がついたのですが、
シアター4000に隣接するVテーマ「丸くなった地球 近づく西洋」にも
渡唐天神像が出ているようです。これは大穴でしたね。


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