大きなホワイトボード2枚に貼り出されていたのは、すでに触れたところ。
会場では、奥の壁に福岡県版、右の壁に全国版が貼られていました。

(写真提供:九州国立博物館)
投稿があるたび、こまめに印刷と掲示追加が行われていました。
今回掲載した写真は、おそらく11月上旬に撮影したものです。

(写真提供:九州国立博物館)
さらには反響を受けて追加でシンポジウムまで開催したらしく、
「冊子になったら渡しますね〜」とは味酒さんの弁。活字化に期待しましょう。
内覧会で学芸員さんに投稿を求められ、
「ネタがありすぎて、どれを書けばいいか分からないから」と、
筆者が勝手に設定したテーマは、「空白の都道府県を埋める」。
京都とか大阪とか東京なんかはいくらでも出そうなのでまだしも、
なぜ空白区なのか不思議な県がいくつかあったのですよ。
会場で該当する県をチェックしておき、後日自宅にて原稿作成。
いちおう比較的有名(だと思う)神社を取り上げておきました。
ところが、会期半ばから投稿そのものが増えてきて、はたと思う。
「大量に投稿があるのなら、別に自分が書かなくてもいいんじゃない?」
「どうせ書くなら、本体(自サイト)の方が目立つよね」
この反応で、執筆見送りになった記事が存在するのは否めません。
それでも会期終了間際、東海道新幹線の車内でパソコンを開き、
車酔いに襲われながらキーボードを叩き、追加で原稿を書くのでした。
(……誰もそこまで身を削れとは要求してない。)
会場の掲示スピードには遅れていましたが、
九博のサイトにも同じ記事が掲載されており、現在でも見る事ができます。